エルラプラザ 北海道余市町のアンテナショップ

 

 

 

エルラプラザはJR余市駅に隣接した余市町のアンテナショップです。

「エルラ」には「人々が出会いそして旅だっていく・・・そして、時が流れ、故郷余市を懐かしみ、再びこの余市に戻ってくる。そんな町の中心である。」という意味が込められています。この施設が作られた当時、余市旭中学3年の男子生徒が英語の4つの頭文字を組み合わせて作った造語です。

 

 ELRA Encounter(人々が出会う)Leave(人々が旅立つ)Return Again(旅立った人々が再び故郷へ帰ってくる)

 

エルラプラザは1996420日に開設され、今年で26年目を迎えます。

ちなみに余市出身の宇宙飛行士、毛利衛さんがスペースシャトルで宇宙に飛び立ったのは1992年。

北星余市高校をモデルにしたテレビドラマ「ヤンキー母校に帰る」が放送され人気を博したのが2003年。

NHKの朝ドラ「マッサン」が放映されたのは2014年。

余市町は不思議な町で、なぜか定期的に全国的な話題となるトピックに恵まれています。

 

余市駅は小樽や札幌方面へ通勤や通学で利用する人も多く、また、駅前にはニッカウヰスキー余市蒸溜所があるので、多くの観光客も利用します。

古くからニシン漁など漁業で栄えた町で、豊富な種類の水産加工品がお土産として人気です。そして、リンゴから始まった果樹栽培も盛んで、地元の果物を使ったジュースやジャム、リンゴのお菓子も豊富に取り揃えています。

最近では余市町はワインの町としても注目を浴びています。

余市町内には15のワイナリーがあり、シードル専門醸造所も1ケ所あります(2021年11月現在)。加えて、余市のブドウは全道各地のワイナリーに提供されて質の高いワインが醸造されています。昭和50年代に始まったワインぶどう栽培の歴史はワインの町としての根幹をなしています。

 

オンラインショップでは購入出来ませんが、余市の林檎を使ったアップルパイは毎日、成形して焼き上げるので、サクサク食感のパイ生地とバターのリッチな香りに包まれ食べる人を幸せにしてくれます。

 

また、JA余市の100%リンゴジュース「りんごのほっぺ」を使用したジェラートは濃厚な味わいで、余市に来たら必ず食べるというファンも多いです。

皆様も是非余市町にお越しいただき、その味を確かめてくださいね。

 

写真・文 余市観光協会